Mojim 歌詞
Mojim 歌詞 > 日本の歌手 > 陰陽座 > 封印廻濫 > 土蜘蛛忌譚

陰陽座



アルバムの紹介
歌詞
アルバムリスト

陰陽座

土蜘蛛忌譚

作詞:瞬火
作曲:瞬火

其の身を光刺さぬ闇に葬り 只静かに刻を待つ
爛れた 其の面の皮の奥では 深い劣情が燃える
寒し熱し 痛し痒し 声も出せぬ
孤独な土の中は 臍噬む努の欠片
冷たい土を食みて 繋いだ明日の戸片

仄見ゆ公方に順う安寧 振り払いて徳と為す
縮れた見るに耐えぬ 下卑た躰 忌むべき心を映す
饑るいだけ ひもじいだけ 吐息青く
孤独な土の中にゃ 届かぬ夢の欠片
冷たい土を食みて 繋いだ明日の戸片
朽ちてゆく誇りさえ 滔滔と時間は流れて
沸き上がる其の焦燥から 己が住処を求め惑う
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com

毛むくじゃらの脚が 醜い脚が
しなしなと震えて 躙り寄って来る

丸々と膨れた ぶよぶよの腹
孕み子が餓えて 人を喰ろうたか

土 (地蜘蛛 穴蜘蛛) 蜘蛛 (袋 腹切り)
忌む (侍 ねぬけ) 唄 (ずぼずぼ 勘平 嫌だ 厭じゃ)

哀し虚し 憎し悔し 何も見えぬ
孤独な土の中は 臍噬む努の欠片
冷たい土を食みて 繋いだ明日の戸片