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井上昌己( いのうえ しょうこ )



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井上昌己( いのうえ しょうこ )

遠い夕暮れ

作詞:古賀勝哉
作曲:井上昌己

僕がもし間違えた何かがあるのなら
夢見坂で見送った君の背中だろう

あれは遠い日 夏の日
祈るような気持で
「愛」を捨てたね 泣いたね
くしゃくしゃに崩れた

夕暮れに佇んだ僕はただ無力で
いつの日かこの傷みも失うこと怖れてた
坂道を降りてゆく靴音が苦しくて
いつまでも見上げていた千切れてゆく雲の行方

山間(やまあい)を吹く風が幸せ運ぶ頃
君の部屋のカーテンも揺れていて欲しい
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com

僕は季節の匂いも
花の色も忘れて
生きる手段と 孤独と
喧騒にのまれた

夕暮れを時がゆく 僕たちを隔てる
思い出も 物語も みんな消えてしまうけど
「愛しさ」と呼べるもの ただ一人 君だけさ
いつまでも胸に残る 茜色のあの日の空

夕暮れに佇んだ僕はただ無力で
いつの日かこの傷みも失うこと怖れてた
坂道を降りてゆく靴音は聴こえない
見上げれば茜色の あの夕暮れ あの日の空