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マッドハニー (Mudhoney) は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身のバンド。
概要
グランジの先駆者的存在であり、グランジ、オルタナティヴ・ロックのシーン、特にニルヴァーナのカート・コバーンに多大な影響を与えた。
1988年にシアトルにて結成され、当時のシアトル周辺のインディーズバンドが多く所属していたサブ・ポップと契約したが、バンドは1992年にサブ・ポップを離脱し、リプリーズ・レコードに移籍した。しかし1999年から、サブ・ポップに復帰している。
バンド名の由来は、ラス・メイヤーの映画『マッドハニー(Mudhoney (film))』から。 経歴 ミスター・エップ・アンド・ザ・カリキュレーションズ
ベルビュー郊外のキリスト教系の高校で、マーク・アームとマークの数人の友人で、彼らの数学教師の名に因んだ「ミスター・エップ・アンド・ザ・カリキュレーションズ」が結成されたが、当時はメンバーの誰も楽器を弾けず、彼ら最初のショーとして、クラスで歌ったマーヴィン・ゲイの「ガット・トゥ・ギヴ・イット・アップ」は、巻いた地図をギターに見立てた、おちゃらけたものであった。それから3年後の1981年、ようやくバンドは真剣なショーを行った。そしてこの時期、マーク・アームと彼の友人であったスティーヴ・ターナーは、この冗談めいたミスター・エップ・アンド・ザ・カリキュレーションズより真剣に音楽活動に取り組み始め、新たなバンドリンプ・リチャーズを結成する。ミスター・エップ・アンド・ザ・カリキュレーションズは地元のラジオで「世界最悪のバンド」として出演し、シアトルで1984年2月3日、マルファンクシャンと共に最後のショウを行った。 グリーン・リヴァー
詳細はグリーン・リヴァーをご覧下さい
1984年、マークとスティーヴは、ドラマーとして一時期スティーヴと共に「スプルイ・ヌーマ」というバンドに在籍していたアレックス・ヴィンセントを雇い、新たなバンド「グリーン・リヴァー」を結成する。そして後にパール・ジャムを結成するジェフ・アメン(ベース)とストーン・ゴッサード(ギター)が加入する。 1985年にデビューEPであり、後に最初の真のグランジなアルバムとして扱われるカム・オン・ダウンを発表した。 マッドハニー
スティーヴは、後に観客の前で演奏することへの下稽古としての意味も含め、新たなバンドを始めた。スティーヴとマークは「バンドル・オブ・ヒス」のドラマーであったダン・ピータースと共に曲作りを始め、またメルヴィンズのベーシストであったマット・ルーキンを加入させることを決めた。ラス・メイヤーの映画「マッドハニー」に因み、このバンドを彼らはマッドハニーと名付けた。 1988年、彼らはデビューEPとなるスーパーファズ・ビッグマフとデビュー・シングルタッチ・ミー・アイム・シックをサブ・ポップから録音、発売する。 メンバー
マーク・アーム (Mark Arm) (Vo/G) スティーヴ・ターナー (Steve Turner) (G/Vo) ガイ・マディソン (Guy Maddison) (B) ダン・ピータース (Dan Peters) (Dr)
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