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大渕野々花



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大渕野々花

一生分の星と逃げる

作詞:傘村トータ
作曲:傘村トータ

「大丈夫だ」って 嘘ばっかついて
君だけが傷を負って
君の「大丈夫」なんて あのとき私が
信じたらいけなかった

あの彦星を追い越して
誰の手も届かない遠い空へ
一生分の星を引き連れて
二人で逃げてしまおう

どこにもないとわかっていたら
探し求めちゃいけないの?
逃げ出したいような辛い日々だって
誰にでもあった
明日に怯え眠れない夜に掛けてほしかった
優しい言葉たちになりたい
そう思った

あっちを向いて 目をぎゅっと閉じて
君は何も聞かないで
私は決めたよ
何が大切で 何を捨てていくのかを

あの煌星を追い越して
誰の手も届かない遠い空へ
一生分の星が
私の全てを吸い取っていっても

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どこにもないとわかっていても
泣いてばかりじゃいけないよ
逃げ出したいような辛い日々なら尚更
君には渡さない
明日に怯え眠れない夜なんて訪れない
優しい夢だけ見せて
神様どうか、君には

君は星だけ見てて、花だけ見てて
月だけ見てて、光だけを感じて
一生分の星と逃げよう
私に君を守らせて

どこにもないとわかっていたよ
ハッピーエンドはすり抜けて
逃げ出したいような辛い日々だけが
残ってやっと君は気付く
いいえ、きっと君は気付かないまま
君が思ってる以上に
この世界は君を愛している

どこにでもある でももういいよ
君は十分傷ついたでしょう
逃げ出したいような辛い日々だって
誰にでもあった
明日に怯え眠れない夜に掛けてほしかった
優しい言葉を君はもう貰っていいよ
どうか一生分の幸せを、君に