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初音



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初音

つよがりソレイユ

Lyricist:常田真太郎
Composer:常田真太郎

颯爽と歩く “デキる”素振り
背伸びした思い出 無理やり
もう部屋の隅っこに そっと置いてきたはずなのに

雑踏の間 急いでいるフリ
傷跡はいつしか 消えていく
でも 強がる私をこの季節は見逃さないから

重ねたあなたとの時間はもう何も守ってはくれない

声を聞かせてまた笑って いたずらっぽい顔で抱きしめて
一緒にいるのに恋しているって思えた 切ない気持ちもわかった
愛しているって言葉さえも あなたなら言えそうだったのに
足元の落ち葉が騒いでいる

最初の一歩で はじめましょう
あの柔らかいキスから やり直して
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あぁ ふたを開けたら もう溜息が出るほど深くて

あなたの歩幅は少し私より大きいから

2人の歩くスピードが ちぐはぐなままで進んできた
気付けばあなたが届かない距離で 手を伸ばしても触れられない
誰より側にいたのに お互いつけた傷を隠していた
巻いた青いマフラー、握り締めた

かけていく薄着の子供 追いかける母親の影
かけがえのない愛情で 時には走ったりしながら
包んでいられたなら…

今はまだ強がるくらいで 自分を騙し続けるけれど
それでもいいの 次会った時には キライだよって嘘つくから
この季節の太陽は 頼りないけどそれでも輝く
そろそろ先へと進まなきゃね